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レンタルバイクの仕組みや金額とは?メリット・デメリットや具体的な金額をご紹介

レンタカーを知っている、もしくは利用したことがあるという人は多いと思いますが、実はバイクもレンタルできるということをご存じでしょうか?

バイクの免許は取ったけど、まだ乗りたいバイクが決まっていない、遠方に旅行に行った際にバイクに乗りたいなど、レンタルバイクを利用してみたいという方のために今回はレンタルバイクのメリットとデメリット、そして利用金額について解説いたします。

バイクもレンタルできる

冒頭でも述べたとおり、車と同じようにバイクもレンタルできます。

その利用方法は店舗によっても若干違いはあるものの、レンタカーと同じで必要なものは「運転免許証」「現金またはクレジットカード」です。

グローブやヘルメットなど必要なアイテムも貸してくれるところが多いので手ぶらで行くことも可能です。ただし、持っている場合は使い慣れた自分のものを持っていくことをオススメします。

レンタルバイクのメリット

では、レンタルバイクにはどんなメリットがあるのでしょうか?

人によっては他にもメリットはあると思いますが、ここでは大きく3つのメリットについて解説していきます。

維持費がいらない

1つ目のメリットは維持費です。バイクを購入する時にある程度の購入資金が必要なことはもちろんですが、買った後にも維持費が必要となります。

税金をはじめ、ガソリン代、保険料、駐輪場代、車検費用などがそれにあたります。また乗り続ければメンテナンスも必要になるため、パーツやケミカル類の購入、取付や交換の技術料なども必要となります。

しかし、レンタルバイクであれば原則ガソリン代以外の費用は不要となるため、乗る頻度によっては最も大きなメリットと言えます。

色々なバイクに乗れる

2つ目のメリットは色々なバイクに乗れるということです。

自分のバイクを購入すると中々それ以外のバイクに乗る機会というものはありません。バイクの場合は車以上にその傾向は強いと思います。

しかし、レンタルバイクであれば毎回違うバイクを選ぶことも可能です。

これから購入するバイクを検討したい場合や乗っているバイクとは違ったタイプ、排気量のバイクに乗ってみたいという場合にもレンタルバイクは大変お手軽で便利です。

保有スペースを考慮しなくていい

3つ目のメリットは駐輪場を気にする必要がないということです。

自分のバイクを所有するということは同時に駐輪スペースも確保しなければならないということです。1つ目のメリットの維持費にも関わりますが、都市部などであれば駐輪代も必要な場合もあるでしょう。

しかしレンタルバイクの場合はそういった心配をする必要は全くありません。

レンタルバイクのデメリット

では、逆にレンタルバイクのデメリットにはどんなものがあるでしょうか?

自分のものではないからこその弊害もしっかりと理解しておきたいところですね。こちらも代表的な3つをご紹介いたします。

長期的に考えると割高

メリットにおいて維持費がかからないと述べましたが、頻繁にバイクに乗ったり、長期間レンタルしたりする場合は結果的にバイクを購入した方が安く済むケースが多いと言えるでしょう。

いくら購入費用や維持費がかからないとは言えレンタルバイクを借りるための料金の中にはもちろん業者の利益分が含まれています。

毎日、通勤や通学で使う、よくツーリングに出掛けるという方にとってはどうしても割高になってしまうでしょう。

転倒時の追加請求リスク

レンタルバイクにおいては、一般的に任意保険が付帯する場合がほとんどです。しかし、この保険はあくまでも対人、対物事故、傷害が発生した場合に限られることが多く、立ちゴケなどの自損の場合には修理費用を負担しなければならない可能性があります。

中にはオプションで免責補償やロードサービスを追加することもできるものもありますが、その分料金も上がります。

もしもレンタルバイクで転倒してしまった場合には免責金額として数万円~10万円ほどの金額が請求される可能性もあるため、レンタル前にはしっかりと説明を受け納得するまで確認するよう注意しましょう。

人気のシーズンにはレンタルできない可能性も

ゴールデンウィークやお盆、学生の夏休み期間などの連休となるような時期はバイクがレンタルできない可能性があります。

特に春や秋などツーリングシーズンには予約が殺到するため、たとえ借りることができたとしても自分の乗りたいと思っていたバイクではないということも大いにあり得ます。

購入車種の選定のためのレンタルなどの場合はこういったシーズンを避けるのがオススメです。

もしも予約が殺到するような時期にツーリング等に出かける予定があらかじめわかっている場合には、なるべく早めの予約でしっかりとバイクを抑えておくのがよいでしょう。

レンタルバイクの料金は?

レンタルバイクのメリット・デメリットを知ったところで、いよいよ最後は気になるそのレンタル金額についてです。

各社様々な料金体系を持っておりここですべてを紹介することは難しいため、最も有名なレンタルバイクの一つであるホンダのレンタル料金についてご紹介します。

一般的にレンタルバイクの料金は排気量とレンタル時間の組み合わせで決まることが多く、ホンダでは以下のとおりとなっています。

 

4時間 8時間 24時間
51cc ~ 125cc 4,000円 5,000円 6,000円
126cc ~ 250cc 8,500円 9,500円 11,500円
251cc ~ 400cc 10,000円 11,000円 13,000円
401cc ~ 950cc 13,000円 15,000円 18,000円
951cc ~ 14,000円 16,000円 19,000円
プレミアム 21,000円 23,000円 26,000円

まとめ

レンタルバイクを利用すれば、いろいろなバイクを運転できるだけでなく、使い方によっては購入よりもお得な場合もあります。

ただし、自分の所有するバイクではないからこそ、転倒や事故などの際に通常よりも高い修理費用を請求される場合もあるなど少なからずデメリットもあります。

これらのメリットとデメリットをしっかりと確認した上で、自分に適した範囲でレンタルバイクを活用するとよいでしょう。