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バイク用ナビの選び方と人気ナビ5選を紹介

ツーリングの際に便利なグッズとして、バイクでも装着する人が増えてきているナビ。そろそろ自分も使ってみたいと思ってはいるものの、車とは異なりどんなナビを購入すればいいか分からないという方もいるのではないでしょうか?本記事ではバイクナビならではの選定ポイントを解説した上で、人気ナビ5選をご紹介したいと思います。

バイク用ナビの選び方

まずはバイク用ナビを選ぶ際の5つのポイントについて解説します。

防水機能

バイクは車と違い、常に外環境に晒されるため、万が一の雨に備え防水機能は大切です。

特にナビを使う場面というのは長距離ツーリングの場合が多いと考えられるため、場合によっては急な雨や長時間の雨に打たれる可能性は十分あります。可能な限りIPX5以上の高い防水機能が備わったナビを選択するといいでしょう。

操作性

バイクの運転の際にグローブをつけるライダーの方は多いと思います。スマホ対応のグローブも多く存在しますが、それでもグローブをつけたままだと素手の時よりもかなり操作性は悪くなります。特に冬場であればグローブの厚みも増すためその難易度はさらに上がることになるでしょう。バイク用ナビの中にはグローブをつけたままでの操作を考慮して作られているものもあるため、反応性が高く操作性のよいものを選ぶことでストレスを減らすことができます。

取り付けやすさ

車用のナビであれば多少面倒でも一度取り付けてしまえばいいので、取り付けや取り外しについてはあまり考慮しないと思いますが、バイクの場合はそうはいきません。盗難の心配もあるため、基本は使用する時だけバイクに取り付けることが一般的だからです。場所や時間帯によっては短時間であったとしてもバイクから離れる際に毎回取り外しをした方がいい場面もあります。そのためにも取り付け(取り外し)のしやすさも考慮したナビ選びをオススメします。

見やすさ

バイクは振動がある上、ヘルメット越しに見るという点からも画面の見やすさはとても大切です。画面は邪魔にならない範囲で大きいに越したことはなく、解像度も高い方がナビ画面は見やすいと言えます。また日中、強い日差しの中走っていると画面が反射してナビ案内が見えないこともあるため、バイザー付のものや反射を抑えた加工がされたものを選ぶとよいでしょう。

Bluetooth連携機能

バイク用ナビの中にはBluetoothによるスマホやインカムとの連携機能を搭載したものもあります。バイクの片手運転は非常に危険なため、音声操作ができると大変便利です。

また画面が見づらいような状況でも、音声によるナビ案内があることで安心してツーリングを楽しむことができます。スピーカーはついていてもヘルメットを被っているとなかなか音声案内を聞き取るのは難しいため、安全性の面からもBluetooth連携機能付きのナビがオススメです。

人気のバイク用ナビ5選

バイク用ナビの選び方についてわかったところで、実際に人気のナビについてご紹介します。今回は有名メーカーのものやネットショッピングで売り上げランキングの高いナビ5選について見ていきましょう。

Yupiteru BNV-2

自動車のドライブレコーダーでも有名なユピテルですが、実はバイク用のグッズも作っています。BNV-2はライダー目線で作られた、防水・防塵はもちろんのこと、強い日差しの元でも視認性の高い液晶、グローブのまま操作可能なタッチパネル方式など充実の機能が備わっているバイク用ナビです。さらに工具不要で取り外しができる落下防止対策万全なクレードルや手元で操作できるコントロールスイッチ、二人乗り禁止エリア警報、万が一の際のカーレスキューボタンなどツーリングに最適化された機能が備わっているのも特徴です。

南海部品 NNV-002A

バイク用品でおなじみの南海部品が作るNNV-002Aは、アンドロイドOSを搭載しスマホ感覚で直感的に操作可能なナビとなっています。ヘルメットを被っていても一目でわかるよう大きな矢印で表示するアローモードや、観光案内、途中経由地を最大5地点まで設定できるなど、ライダー目線に立って作られたナビに仕上がっています。

公式サイト上ではナビの取り付け動画もアップされているため、初めての方でも安心して設置することができるでしょう。

GARMIN zūmo 396

スマホと連携することで、音楽をコントロールしたり、天気予報を受信したり、ハンズフリー通話ができたりと独自の機能を搭載したナビが、ウェアラブル端末で有名なガーミンのzūmo 396です。大きな衝撃を受けると内蔵された自動通知機能により、あらかじめ設定しておいた連絡先に位置情報を含めたメッセージを送信するなど他にはない機能が備わっているのも特徴的です。

さらにはオイル交換などのメンテナンスを行った日付や走行距離を記録できる整備管理にも役立つ機能も備わっているため、ナビの機能だけでなくバイクライフ全般に役立つ一台となっています。

Panasonic CN-G540D

メーカー側としてはバイクでの使用を推奨してはいませんが、ライダー達の間でも人気を得ているナビがパナソニックのゴリラシリーズになります。

バイク用ではないため防水機能やBluetoothは備わっていませんが、大手メーカーのパナソニック製であり、自動車ナビとしても高い実績があるため工夫してバイクで使用するライダーは後を絶ちません。全国どこでも市街地図や新型IPS液晶に加え、安全・安心運転サポートなどの機能に加え、GPSログやワンタッチ取り付けなど実際にバイクで使用するのにも便利な機能が備わっているのも人気の理由となっています。

SPEEDER PD-003B-V21

SPEEDER PD-003B-V21は最新の2021年版地図を搭載している上に、3年間地図更新が無料のバイク用のナビです。5インチの液晶に、防水はもちろんBluetooth、遮光バイザーも備わっています。基本的な機能は備わっていて1.7万円程度の価格なので、まずは試しにバイク用ナビがどのようなものか使ってみたいという方にオススメです。

まとめ

インカムをはじめツーリングアイテムもどんどん進化しているバイク業界ですが、その中でもナビはこれからさらに人気が高まるアイテムの一つです。

ただし、車とは異なり、ナビ機能以外にも考慮して機種を選定する必要があります。より安全で快適なツーリングを楽しむためにも、しっかりとそのスペックを調べた上で、自分のスタイルにあった最適なナビを選ぶようにしましょう。