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【排気量別】人気のバイク車種をご紹介!

新型コロナウイルスの蔓延により、密を避けるための移動方法としてバイクの人気が高まっています。新たに二輪免許を取得する人も増えており、それに伴いバイクの売り上げも右肩上がりとなっています。

二輪ブーム到来の中、いったいどのようなバイクが売れているのでしょうか?排気量別に人気の車種をご紹介します。

【250ccクラス】人気のバイク車種

最初は250ccクラスです。普通自動二輪車免許で乗れ、車検の必要もないため初めてのバイクにもオススメのクラスになります。

レブル250(ホンダ)

2017年にレブル500とともに発売して以来右肩上がりで売れている車種です。見た目からも様々なファッションに合わせやすく通勤・通学からツーリングまでシーンを選ばないスタイルが人気の理由です。また身長の低い女性でも両足がべったり地面に着くほどの抜群の足着き性と扱いやすさから世代や性別を問わず売れに売れているバイクです。

ニンジャ ZX-25R SE/KRT EDITION(カワサキ)

ZX-25R SE/KRT EDITIONはこのクラスで唯一並列4気筒エンジンを搭載したスポーツバイクで、まさに走りを追求したバイクです。足つき性もよく、車体はコンパクトで軽く扱いやすいため、スポーツバイクでありながら安心感もあるのが特徴です。大型のスポーツバイクではないからこそ、高回転域までエンジンを思う存分回して走りを楽しめるというのもこのクラスならではと言えるでしょう。唯一無二の存在として高い人気を誇っています。

ジクサー250(スズキ)

小排気量であってもバイクそのものの価格も上昇する傾向にある中、このクラスで45万円を切る価格で登場し人気を博しているのがスズキのジクサー250です。価格をここまで抑えているにも関わらず新設計の油冷エンジン、フル液晶メーター、ABS標準装備のブレーキにスイングアームマウントフェンダーなど十分すぎる装備を搭載した、まさにコスパに優れた一台に仕上がっています。

【400ccクラス】人気のバイク車種

つづいては、普通自動二輪免許で乗れる最大サイズである400ccクラスです。250ccクラスでは少しパワー不足を感じる人や高速道路もある程度余裕を持って走りたいという人にオススメのクラスになります。

ニンジャ400(カワサキ)

ニンジャ400の最大の特徴は、ニンジャ250と同じ車体を使用し、その車両重量が167kgと400ccクラスではかなりの軽量に抑えられている点でしょう。そのためワインディングなども軽快に楽しめる上、エンジンは250ccとは比較にならないパワーがあるため高速巡行などもより快適なものになっています。

CB400スーパーフォア(ホンダ)

教習車としても長年使用されているまさに400ccクラスの代表するマシンと言っても過言ではないのが、このCB400スーパーフォアです。1992年に発売されて以来様々なモデルチェンジを経ながら現在、このクラスで唯一の並列4気筒の名車として君臨しています。独創のバルブ制御システム「HYPER VTEC Revo」により作動バルブ数を回転数に応じて2バルブ/4バルブと切り換えることができるため全域でのパワフルなトルク特性を持った走りができるため非常に乗りやすいバイクと言えます。

MT-03(ヤマハ)

特徴のあるフロントデザインが印象的なヤマハのMT-03は、水冷・DOHC・直列2気筒・4バルブエンジンにより、街乗りでの安心感はもちろん、ワインディングでもスポーティな走りを楽しめるストリートファイター系のバイクとして2015年の発売より人気のバイクです。2020年のモデルチェンジでは、タンクカバーの刷新や、倒立式フロントサスペンションが採用されたことによりより高性能マシンへと進化しました。320ccという一見微妙な排気量に思われますが、大変扱いやすくちょうどいいバイクに仕上がっています。

【750cc超クラス】人気のバイク車種

最後は750cc超の大型バイクについてです。このクラスになると圧倒的なパワーで余裕のある走りが十分に楽しめます。

Z900RS(カワサキ)

まず外せないのが3年連続大型バイク売り上げ1位のバイクZ900RSです。Z1やZ2といった往年の名車をオマージュしたような美しいスタイルに加え、ABS、トラクションコントロール、LEDライトに倒立式フロントフォークと現代の最新装備をふんだんに盛り込んだ一台に仕上がっています。またノーマルでも重低音の効いたマフラーなど、まさにバイク本来の楽しみを味わえる名車としてまだまだこの人気は続くと思われます。

カタナ(スズキ)

その名のとおり日本刀をイメージしたスタイルのバイクで、1981年~2000年にかけて発売された初代カタナの復刻版として2019年に誕生したのが現在のカタナです。外観はより洗練されたスタイリッシュなものになり、GSX-R1000のものをストリート用にチューニングしたエンジンは低回転域の力強いトルクと高回転域でのパワフルな特性を発揮し、より軽快な走りを楽しめます。見た目の好みははっきりと分かれるバイクなだけに、好きな人には圧倒的な人気を誇るバイクです。

レブル1100(ホンダ)

250ccクラスでもご紹介したレブル250の大型バイク版であるレブル1100の最大の魅力は何と言ってもその価格です。リッターバイクにも関わらず、DCT仕様ですら税込1,210,000円という安さとなっています。にも関わらず、クルーズコントロールやETC2.0、グリップヒーターが標準装備なのも驚きです。その人気の高さからカスタムパーツも数多く出ているため自分好みのカスタマイズも楽しめるため、正直、このスタイルに一目惚れしたならば完全に買いの一台と言ってもいいでしょう。

まとめ

排気量別に人気のバイクをご紹介してきましたが、実際、趣味性の高い乗り物であるバイクだからこそ、売れ筋や人気よりも自分がいいと思ったバイクに乗るのが最も大切です。しかし、今回ご紹介したバイクのように人気のバイクにはそれなりの理由があるのもまた事実です。もし、バイク選びに迷っているという方は是非一度チェックしてみてください。きっと新たな発見があると思います。