車へのドライブレコーダーの装着が一般的になっていますが、バイクに乗っている皆様は自身の愛車にドライブレコーダーを設置しているでしょうか?
現在、バイク向けのドライブレコーダーも多数販売されていますが、今回は首につけるドライブレコーダーをご紹介したいと思います。
バイクにもドライブレコーダーを!
冒頭でも述べましたが、煽り運転対策等として車へのドライブレコーダーの装着はここ数年で爆発的に増えたと実感する方も多いかと思います。
しかし、バイク乗りの方の中には「車には装着しているけどバイクにはまだ…」という方も多いのではないでしょうか?
バイクも車同様に煽り運転を受けたり、事故の際の証拠となったりするため是非ドライブレコーダーを装着することをオススメします。特にバイクの場合は車以上に当て逃げされる確率も高いため、後から確認できる動画は大変有効で事故で揉めた際にも動かぬ証拠として使えます。
さらにツーリングの録画にも使えるため、仲間と動画を共有するといった使い方もできる点でもおすすめです。
一般的なドライブレコーダー
それではまず一般的なドライブレコーダーについて簡単にご説明します。
通常、バイク用として売られているドライブレコーダーは前後用としてカメラが2台と本体とで構成されている場合がほとんどです。中には本体に液晶画面が搭載されており走行中にも撮影動画が常時確認できるというものも販売されています。
バイクのバッテリーから電源を取り、エンジン始動(キーON)とともに撮影が開始されます。
設置については得意な人であれば、さほど時間もかからず難易度も低めの作業ではありますが、カメラの設置場所や画角の調整、本体を車体のどこに設置するかなどそれなりに手間がかかる場合もあるため、バイクショップ等にお願いするのも手でしょう。
FITT360 PB
導入にひと手間かかるという一般的なドライブレコーダーのデメリットを払拭したのが、今回ご紹介する首につけるドライブレコーダー「FITT360 PB」です。
首につけるというと少し語弊がありますが、実際には首にかけて使うドライブレコーダーとなります。
ではこのFITT360 PBはどのようなドライブレコーダーなのか大きく3つの特徴に分けてご紹介します。
すぐに使える
最大の特徴はなによりもすぐに使えるという点でしょう。
首にかける(身に着ける)だけなので、一般的なドライブレコーダーのようにそもそもバイクの車体に設置する必要がありません。
充電式(TypeCポート搭載)で、2つのフロントカメラとひとつのリアカメラで周囲360°を記録し、内蔵マイクで音声も記録します。
3つのカメラで撮影された動画は、3つの動画を並べた形に合成され、ひとつの映像となって保存されるため、確認も楽に行えます。
内蔵ストレージがあり、最高画質の動画の場合だと、最長3時間30分録画できるそうです。また一般的なドライブレコーダーと同じように、動画の長さは1分/3分/5分/10分で設定でき、ストレージがいっぱいになっても自動で上書きしてくれます。
microSDカード(128GBまで)も挿入可能なため、外部ストレージにてより長く動画を保管しておくことも可能です。
専用アプリで細かな設定が可能
FITT360 PBは首にかける小さなデバイスのため、液晶画面等はついておらず設定はどうするのかと思うかもしれませんが、すべて専用アプリで設定可能です。
撮影できる動画について言えば、3,840×1,280ピクセルのMP4(H.264、AAC)で、ビットレートは20/12/5Mbps、フレームレートは30/15/8fpsから選択可能です。
この他アプリではバッテリーの残量確認やSOS緊急呼び出し、簡単映像転送なども行うことが可能です。スマホのアプリで簡単に設定できるため、取扱説明書を熟読せずとも直感的に操作できるのも大きなメリットです。
徒歩や自転車でも使える
首にかけるタイプのため動きに制限がなく、両手が自由に使えるドライブレコーダーのため、バイクだけでなく徒歩や自転車でも使えるというのも大きなメリットです。
一度設置したらそう簡単には付けはずしできない上、電源が別途必要な一般的なドライブレコーダーとは違い、持ち運びができるため、運転中に限らずさまざまな場面で使用することができます。
事故時の証拠映像はもちろん、バイクや自転車を降りてからも映像を撮影し続けることができるため、日常生活の映像を残すことも可能です。
また死角となる背面も撮影できるため、痴漢防止などにも役立つなどその使用方法はドライブレコーダーとしてだけにとどまりません。
まとめ
今回はバイク車体に取り付けずに使用できる首につけるドラレコFITT360 PBをご紹介しました。
複数のバイクを所有している方や、通勤に自転車を使っている方などには個別に何台もドライブレコーダーを取り付ける必要がないため、大変オススメのアイテムです。
ただし襟や髪の毛で十分な映像が撮影できない場合もあると言ったデメリットもあるため、ご興味のある人はどのようなものか調べた上で導入を検討するとよいでしょう。