WEBマガジン

バイクでキャンプツーリング:大型シートバッグの選び方を解説!おすすめ商品もご紹介!

バイク人気に合わせて、近年バイクでのキャンプツーリングも人気です。

コロナ禍で人混みを避けるようになったことも後押しし、自然の中でゆっくりとキャンプで過ごす楽しみ方が注目されたことで、バイク乗りの方の中にもキャンプツーリングをはじめようと思っている方もいるのではないでしょうか?

今回はそんな方のためにキャンプツーリングに便利な大型シートバッグについて、その選び方をはじめおすすめ商品をご紹介したいと思います。

目次

シートバッグの選び方

適切な容量を選ぶ

材質に注意する

防水性や防犯性も考慮する

オススメのサイドバッグ3選

DBT523-BK(DOPPELGANGER)

MFK-102(タナックス)

DH-750C(HenlyBegins)

まとめ

シートバッグの選び方

シートバッグを買おうと思い調べてみると、その種類の豊富さに圧倒されることでしょう。

もちろんフィーリングで自分が気にいったものを使うのもいいですが、見た目だけで選んでしまうと失敗してしまうこともあります。頻繁に買い換えるものではないからこそ、ここでは最低限抑えておきたいシートバッグの選び方について大きく3つに分けて解説します。

適切な容量を選ぶ

まず最初のポイントは容量です。今回はキャンプツーリングを想定しているので、容量はある程度大きくなくてはいけません。普段使いのちょっとした荷物やグローブを入れる程度の10L未満のシートバッグではとてもキャンプなどできないでしょう。

泊りがけのツーリングやソロキャンプなどに使用したい場合は40L程度の容量がおすすめです。もちろんキャンプそのものに慣れていて、最小限の装備で望める場合やある程度のものは現地調達するという場合には、もう少し小さめのものでもいいかもしれませんが、これからキャンプツーリングをはじめようという方にはある程度大きめのサイズがよいでしょう。

中にはシーンによって容量を変えられるタイプのものもあったり、マットなどを固定できるタイプのものもあるため、単純なバッグ内の容積だけではなく、最終的にどの程度の荷物を持っていけるかを具体的に想像しながら選ぶことが重要です。

材質に注意する

シートバッグはプラスチック製、レザー製、ファブリック製など様々な種類のものが存在します。例えば、レインウェアなど濡れたものを入れる場合には後々掃除のしやすいプラスチック製が便利でしょうし、軽量性や中の形状がフレキシブルな方がよければファブリック製がオススメです。

キャンプの場合にはテントや食器など比較的重量のあるものを運ぶ可能性も高いため、シート自体にある程度は硬さがある方がよいでしょう。

特にこだわりがなければ見た目で自分のバイクに合う材質を選択するのもいいですが、手入れの大変な素材もあるため、キャンプで汚れたことや、あとあとのメンテナンスまで考慮するとよいでしょう。

防水性や防犯性も考慮する

ツーリングの際に厄介なのが急な雨です。バッグ自体に防水性があるものがベストですが、レインカバーがセットになっているものだと天候の変化にも対応できます。中には雨が内部に浸水した場合に備えて排水口がついているものもあります。キャンプ道具をシートバッグに固定することを想定している場合は、それらを雨から守れるよう大きめのカバーもセットできるタイプのシートバッグを購入するとよいでしょう。

また、大切な荷物を守るためにも鍵がかけられるものを選びましょう。キャンプ道具は大きいため、途中でトイレに行く際などにも荷物をすべて外して持ち歩くことは現実的ではありません。シートバッグ自体の鍵だけでなくバイクとシートバッグ、シートバッグとキャンプ道具を繋ぐ部分にも鍵がかけられるようにするのがベターです。

オススメのサイドバッグ3選

シートバッグの選び方がわかったところで、ここからは実際にキャンプツーリングにオススメの大型シートバッグをご紹介いたします。今回はメーカーの異なる3つのタイプをご紹介します。

DBT523-BK(DOPPELGANGER)

キャンプ用品でも有名なDODを姉妹ブランドに持つDOPPELGANGERが、キャンプツーリングシートバッグとして販売するモデルです。

その収納力はまさに驚異的で、限られた積荷スペースを最大限に活かし、連泊の荷物量に対応する60Lのキャンプツーリング専用の大型シートバッグとなっています。

バッグに収まりきらないキャンプ道具は、バッグの天面とトップフラップに挟むことで荷物の固定が行えることはもちろん、バッグの拡張ファスナーを展開すれば、バッグの横幅が各15cm(合計30cm)拡大し、容量をさらに20L拡大した80Lにできます。

シートバッグの固定方法についても、一般的なシートバッグの前後方向の固定ベルトに加えて、バッグの横方向へのズレを抑制する6点固定式が採用されているため、キャンプ用具を積載するのも安心な上、各ベルトの端にはベルトリールバンドが採用されており、調整後に余ったベルトを巻きあげることができるため、走行風によるバタツキを抑える工夫もしっかり装備。

バッグの表面素材には防水性の高いターポリンが採用されているため、急な雨にも安心の作りとなっています。

MFK-102(タナックス)

つづいてもシートバッグで有名なタナックスから販売されている、75Lの大容量で長距離ツーリングやキャンプツーリングに最適なキャンピングシートバッグ2をご紹介します。

十分な容量はもちろん、Dリングがついているため、別売のツーリングネットを利用する事によって、大型のキャンプ道具などの積載が可能となっています。

またキャンプにはかかせない、キャンプ用マット、テント、三脚等の長い物の積載に、有効なホルダーベルトが装備されている点もおすすめポイントです。

積載時に重量負担のかかる下部に、樹脂製フレームを内蔵された堅牢な設計に加えて、両サイドにオープンファスナーがついており、バッグ上部に荷物があっても、荷を崩さずに両サイドから荷物の出し入れができるサイドオープン形式が採用されている点もさすがと言ったところです。内側にメッシュのインナーポケット付いており、もちろん、レインカバーも標準装備。

取外し可能なサイドポーチや、万が一取付けバックルが破損した場合用のベルトがついていたり、使用中に万が一バックルが外れても、バッグの落下防止にも役立つループガイドなど安心面にも考慮された作りのため、長く愛用できるシートバッグと言えます。

DH-750C(HenlyBegins)

デイトナから販売されているシートバッグのHenlyBeginsの中にはキャンプシートバッグSYSTEMなるものがラインナップされています。

中でも、今回はキャンプシートバッグ システム コンプリートセット(ポーチ付き)をご紹介したいと思います。

こちらのシートバッグは底面・前後面に補強パネルと金属ワイヤーが入っておりバッグの剛性を高めています。

開口部が広く長物の荷物の出し入れもスムーズな作りとなっており、両サイドが開くため荷物が多くても下に入れた荷物にアクセス可能なのもおすすめポイントです。

収納時はサイドを折り畳めば大きなバッグを小さく保管できたり、底面の赤いテープにシート後端を差し込めばコンパクトなシートでも固定可能など、単純な積載量以外の面にも細かな配慮が見られる作りとなっています。

さらにこのモデルの特徴と言えるのが、大小様々な大きさでラインナップされたシステムポーチをパルステープとカラビナで自由に固定でき、自分好みにカスタムできる点です。キャンプとなるとどうしても荷物が多くなり、素早く必要なアイテムを取りたいときに億劫になりがちですが、このシステムポーチをうまく使えば、すぐに出したいアイテムにアクセスできるため大変便利です。

まとめ

近年ブームとなっているキャンプツーリングのための大型シートバッグについて、その選定方法とオススメ商品をご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?

バイクに乗る楽しみはもちろん、キャンプ先でストレスを感じないためには、必要なアイテムを十分に持っていけることが大変重要です。

それぞれキャンプギアは違うため、自分のスタイルにあったシートバッグを見つけ、キャンプツーリングをさらに快適なものにしてみませんか?

今回ご紹介したものはまだまだほんの一部にすぎませんが、大型シートバッグ選定の際の一助となれば幸いです。